切干し大根は、THE乾物として知られていますが、
割干し大根といってすぐにわかる方は意外に少ないようです。
でも、これ、実は旨味と食感がたまらなく美味しいので、
見つけたらぜひトライしていただきたい!


割干し大根はこう戻す
割干し大根は、ひたひたの水に浸けて1時間ほどおいて戻します。
多少長くなってしまっても大丈夫です。
よく見ると、上の方はこんな形(下の写真参照)。
大根1本を縦に切ってから、上部を残して4本くらいに割るように切っています。
この部分を引っ掛けて干しているんですね。

割干し大根の手軽な食べ方
戻した割干し大根の水気を絞ったら、
酢醤油をかけて味が染み込むまで冷蔵庫に入れておきます。
すぐに食べても美味しいですが、一晩置くといい感じ。
酢醤油+柚子胡椒少々
酢醤油+柚子の皮の千切りあるいはすりおろし
醤油+黒酢+花椒+香りづけにごま油少々
醤油+マヨネーズ+練り辛子
など味付けのバリエーションも。
また、同じような、でも少し柔らかめの食感で緑色の
山くらげと合わせて同じように味付けたりしています。
もちろん炒め物や煮物にしても美味しいです。
が、我が家の娘。
割干し大根の酢醤油漬けを冷蔵庫に入れておくと、
丼いっぱいくらいひたすら食べてしまうほど好きなんですよね。
なので、ついついいつも和え物ばかりw。
ぜひお試しください。
戻して和えるだけの手軽さで、ポリポリ美味しいですよ。

戻し汁も有効活用してくださいね
以前見たNHKの調査で、
切干し大根の戻し汁を捨てる人が8割という数字に驚いたことがあります。
もったいない!
水溶性の成分や旨味、あまみがたっぷり出ているので、
和風の煮物やお味噌汁のダシとして使うと
本当に美味しくなりますよ。
割干し大根、我が家では上記のように和え物にしてしまうことが多いので、
戻し汁は余ってしまいます。
今日は、ご近所さんにいただいた大根を
煮干し、切り昆布と一緒に煮る時のダシにする予定。
ぜ〜ったいに美味しくなるはずです!

その他のブログ記事もぜひ読んでくださいね。
近日予定の講座、イベント
【乾物防災食講座】
日程は以下。
詳細は、こちらをご覧ください。
2019年4月16日(火)
ネット講座(5名限定)
乾物で、防災食もこんなに変わる(基礎)
13:30~15:30
2019年4月20日(土)
〜火がなくても作れちゃう!普段も美味しい!乾物防災食入門〜
①11:00〜12:00
②14:00〜15:00
光が丘ゆりの木商店街
板橋区赤塚新町3-33
2019年4月23日(火)
乾物で、防災食もこんなに変わる(基礎)
11:00〜13:00
樹のソムリエ(大田区北千束)
2019年5月20日(月)
乾物で、防災食もこんなに変わる(基礎)
19:00〜21:00
新宿区落合
満員御礼講師養成講座
4月9日&24日or5月13日
都内会場
【自家製乾物作り講座】
2019年4月26日(金)
11:00〜13:00
新宿区落合
お問合せ、お申し込みはこちらまで
【乾物マジックマスター講座】限定10名
昨年秋に発売した「乾物マジックレシピ」に掲載されている
11の乾物を駆使した42のレシピ全てを、
著者が作り試食していただく中で、
乾物についての日々の料理に役立つ知識をお伝えする
10回の講座です。
その前期5回を5月30日(木)から
隔週11:00~13:00に開催します。
詳細はこちらをご覧ください。
各講座の詳細は以下のカレンダーでもご覧いただけます。
コメントをお書きください