現代のライフスタイルにあった乾物のレシピを広げよう!
私たちがそう決意したのは、8年前でした。
2010年の暮れ、ペルーの乾物「パパセカ」に出会い、
「乾物っておもしろいよね、世界の裏側からでもこうやって日本にも運びやすいしね」
そのくらいの気持ちで乾物を捉えていた私たちでしたが、、、

計画停電の中、乾物は売れ残っていたのです
8年前の今日、
米麺を20種以上も食べ比べる雑誌の撮影で四谷に出かけていました。
その後、都内でバイトをしていた大学進学を控えた娘と
どうにか合流して居酒屋で一夜を明かし、
明け方、動き出した地下鉄に乗って、疲れ果てて家に戻りました。
その数日後、私たちの住んでいる地域は、
計画停電で実質的に冷蔵庫が使えない状況となりました。
ところが、スーパーに行けば、
生鮮食品は売り切れているのに乾物の棚はいつもと変わりないのです。
冷蔵庫が使えなければ乾物を使えばいいじゃない、とは思い至らないのか?
乾物を使えばいいと思っても、普段使い慣れていないから使えないのか?
何れにしても「乾物」というものが、
多くの日本人にとって当たり前のものではなくなっていることに
その時気づきました。
お住いの自治体の食料備蓄、ぜひ調べてみてください
昨年暮れに
「横浜市のある区の備蓄状況では、たった10%程度にしか食料は届きません」
そんなことを聞かされました。
それも届くといってもたった一食分。
炭水化物ばかり。
「乾物を普段から使いこなすことが、食の防災訓練になる」
ずっとそう言ってはきたのですが、
これをもっと具体的に本当に使いこなせるようになってもらうための
講座を開いていきたい!
一人でも多くの人に伝えたい!
それはきっともしもの時に役にたつはず!と思ったのです。
防災のプロの方々にもご参加いただき、改めて手応えを感じました
そうして立ち上げたのが「乾物防災食講座」です。
従来の非常食を否定するのではなく、
でもそこに乾物というチョイスが加わることによって、
栄養バランスのいい食事に近づることができたり、
手軽に普段の味を作ることができたりするのです。
その知恵と技を是非とも、一人でも多くの人に伝えていきたい。
そんな思いで開催しています。
ありがたいことに、
12月の講座から回を重ねるごとに興味を持ってくれる人も増え、
3月7日に町田で開催した講座には、
現役の消防士さん、震災ボランティアの方々を含む大勢の方が
遠方からも参加してくださり、
9日の八王子での講座にも、
たくさんの方にご参加いただきました。
(講座の様子は近々ブログにアップしますね)
そして、4月に開催する乾物防災食講師養成講座は、
あっという間に満席となりました。
一人でも多くの方に、
乾物を使って災害発生後の1週間を、
手軽に美味しく乗り切る知恵とわざを伝え広めていきたいと思います。
ぜひ、乾物防災食講座にご参加ください。
DRYandPEACEの防災関連ブログはこちらからご覧いただけます。
参加者募集中の講座&イベント
4月9日(火)11:00〜14:00
乾物防災食講師養成講座①
横浜市青葉区
参加費 2回分合わせて15,000円
講師 DRYandPEACE(詳細はこちらから)
4月23日(火)11:00〜13:00
乾物で、防災食もこんなに変わる!
〜もしもの時にも慌てないレシピ〜
樹のソムリエ(大田区北千束)
参加費 5、000円(税込)
講師 DRYandPEACE(詳細はこちらから)
4月24日(木)11:00〜15:00
乾物防災食講師養成講座②
横浜市青葉区
参加費 2回分合わせて15,000円
講師 DRYandPEACE(詳細はこちらから)
4月26日(金)11:00〜13:00
自家製乾物を作って美味しく食べる
〜家の中でも干せちゃいます〜
新宿区上落合2−26−5
(東西線落合駅徒歩3分)
参加費 5、000円(税込)
講師 DRYandPEACE
お問合せ、お申し込みはこちらから
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