乾物防災食講座「目から鱗がたくさん!」とのご感想をいただきました!

昨日は、新宿区落合で、乾物防災食講座を開催しました。

 

地域で防災活動をしている方、管理栄養士さん、

カフェ経営をされている方、食の仕事に携わっている方など

20代から50代までのさまざまな年齢の方にご参加いただきました。

 

今回は、熊本地震や東日本大震災で、被災経験のある方もご参加くださり、

その体験談も伺えたのは貴重でした。

火も包丁も使わずに目の前で混ぜるだけで作った4種
火も包丁も使わずに目の前で混ぜるだけで作った4種

家にあるものでもしもの時にも食べられるのは?

防災食の備蓄と言うと、非常時のために開発された商品を買うこと、

そう思い込んでいる人がまだまだ多いとは、

すでに3回傍聴している農水省の家庭備蓄懇談会でも、

その払拭が課題とされていました。

 

仙台市内で被災されたという方も、

缶詰や佃煮など、普段家庭においてあるもので意外と食べることができました

とのこと。
やはり温かいものが食べたくなるので、カセットコンロは必須とも。

普段から家で料理をしていれば、

キッチンに何もないということはないはずです。

まずは、家にあるもので

「何がもしもの時にも使えるのか?」を意識してみることがスタート。

そこから、何が足りないのかと考えていくことの大切さを改めて感じました。

 

みなさんからは、

「なくなってから買いに行くのではなくて、
なくなる前に補充するクセをつけるだけでも良さそうですね」
との感想が。

生の野菜や果物も常温で1週間もつものも多いのです

この日の料理のラインナップは1月の講座と同様でした。

 

盛り付け用のお皿の中に材料を入れて、目の前で混ぜるだけ。

包丁も火も使いません。

そんな簡単料理を4品ご紹介しました。


ビニール袋の中でも作ることができます。

20〜30分おけば食べられるので、

真夏の炎天下でも悪くなることはありません。

 

その出来上がりが上の写真です。

材料を準備している状況が下の写真。
切らなければ常温でかなり長くもつので、
レモンは生のものを使っています。

そのまま食べられる果物や野菜でも、

常温で1週間程度なら保存できるものはいくつもあります。

 

乾物を水で戻すだけではなく、オレンジジュースやトマトジュースで戻す、

缶詰の汁を利用することができることもご紹介しました。

缶詰は水で流し、その水を調理に利用することで、

ゴミ収集が滞った場合の悪臭を少しでも軽減しよう、など、
調理をしながら、ティップスもご紹介していきます。

包丁も火も使わない4品の材料準備。ポリ袋の中でも料理できます。
包丁も火も使わない4品の材料準備。ポリ袋の中でも料理できます。

調味料、スパイスを侮るなかれ

ところで、一番上の料理写真の真ん中に見える3つは、

常温でもそれなりの期間は問題なく保存可能な調味料。
塩麹、柚子胡椒、粒マスタード。


これらを、乾燥ポテトフレークと乾物で作ったポテトサラダに

ちょっとだけつけて食べてみていただきました。

 

それだけで料理の風味が大きく変化することに気づいていただくとともに、

常温で保存できる調味料が意外とあること、

食べものが自由には手に入らない時にも、

調味料やスパイスは

料理の印象を変えてくれる小さな魔法の道具であることに

気づいてほしいと思って用意しました。

ハーブミックスや、シナモンパウダー、

ちょっと珍しいものでカルダモンパウダーなども

今回の料理には使っています(ないと作れないというわけではありません)。

 

スパイスも、乾物です。
(もちろん味噌や醤油、酢、みりんなども、常温保存可能です)

粉物も活かそう

写真を撮るのを忘れましたが、

一鍋でお腹いっぱいになる料理として、

鯖缶と乾物を合わせてトマトジュースで煮込む料理を最後にご紹介。

その中に、小麦粉を水で溶いて落とし、

すいとんとして召し上がっていただきました。

「すいとんって、洋風にも食べられるんですね」

「お腹に溜まっていいですね」

などの声がありました。

この鯖缶と乾物のトマトシチューには

仕上げに乾燥イタリアンハーブミックスを振りました。

そうした一手間で鯖の臭みも気にならなくなり、風味もアップします。

塩胡椒だけで味が整うのも
「乾物の旨みの力ですね、美味しいです!」と。

 

「今晩の料理はこれに決めました!」
嬉しいご感想もいただきました。

さて、これから試食タイム!
さて、これから試食タイム!

ワークで自分ごとに

発災後の数日は、とにかく食べるものがあればいいという状態。

 

でも日数が経つにつれ、温かいものが食べたい、

甘いものが食べたい、といった欲求も強まり、

また、栄養バランスをできるだけ普段に近づけることが必要だと言われます。

被災体験をしたというお二人も同じような感想を口にしていました。

もしもの時にも使えそうな食材ってなんだろう?


家にどんな食材があるのかを思い出して書き出していただき、

それにあとどんなものを加えたら、

より快適に、より美味しく、よりバランスよくもしもの時を乗り切れそうか、

15分ほど時間をかけて各自で考えていただきました。


そして発表。

それぞれの発言から学ぶことも、実は大きいのです。

講師養成講座のご希望もいただきました

防災に関わる活動をしていらっしゃる方から、

「目から鱗!なことがたくさんありました。
最近、配られる防災案内や資料の備蓄に乾物をと書いてあるのですが

レシピ提案がありません。

乾物は本当に知ってもらいたい食材です。

今教えている防災食の中で乾物をもっと伝えていきたいと今日強く思いました。」

と、講師養成講座への参加ご希望もいただきました。

 

乾物を普段の食卓に活かすことが、食の防災訓練になる。
私たちはそう考えています。

ぜひ、一人でも多くの人に、乾物を使った防災食を体験していただきたい!

これからも講座開催します。

DRYandPEACEのその他のブログ記事はこちらをご覧ください。

参加者募集中の講座、イベント

3月7日(木)①11:00〜12:00 ②14:00〜15:00

火がなくても作れちゃう!普段も美味しい!乾物防災食入門
TSUTAYA町田木曽店
参加費 各回とも2,000円(税込、ミニお土産つき)
講師 DRYandPEACE
(詳細はこちらから)


3月9日(土)11:00〜13:00

乾物で、防災食もこんなに変わる!
〜もしもの時にも慌てないレシピ〜
八王子 埼玉屋本店
参加費 4、000円(税込)
講師 DRYandPEACE
(詳細はこちらから)

チームDRYandPEACEの講座・イベント
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