先日、ある男性から伺いました。
「最近仕事が忙しくて、昼休みも社内でカップラーメンなんですよ」と。
食べることがお好きな方とお見受けしたので、
それはお気の毒と、ちょっと同情してしまいました。
でも、「わかめとか入れてますけど」と、続いて一言。
さすがです。

乾物は、元祖インスタント食品
乾物を使おうと構えると、難しいと感じるのかもしれませんが、
そんな気軽な使い方にこそ、
「元祖インスタント食品」乾物は向いてもいるのです。
最近は、野菜の乾物を組み合わせた商品も売られているので、
それを上手に利用すれば、手軽に野菜を摂ることができます。
例えば、
即席麺に、わかめや干したネギなどを入れるだけでも
気分も栄養もアップ。
麺ができる間に戻ります。
ごぼうと人参がセットになったきんぴらごぼう用は、
きんぴら以外にも、炊き込みご飯の具にも、
お味噌汁の具にも使えます。

乾物セットがあれば、忙しい朝にも簡単にお味噌汁作り
お味噌汁用のセットは、
野菜が切られた状態であれこれ入っていて、包丁いらず。
ランチタイムには、カップ味噌汁にこれを加えても。
蓋をして数分待てば、戻ります。
下の写真は、友人のお味噌汁用乾物ミックス。
朝は家族4人で和食を食べてから出勤と言う限られた時間の中で
お味噌汁をちゃんと作れるのは、
市販の乾物を組み合わせたコレがあるからこそと語ってくれました。

スープジャーと乾物で、会社でも旨みたっぷり熱々スープを
会社でお湯が使えるなら、
「スープジャー」を利用すれば、熱々スープが簡単に作れます。
スープジャーに一度お湯を入れて温めてから(これ大事!)、
乾物類と熱湯を入れて20分ほども置いておけば、
塩胡椒だけでも十分に美味しいスープになるはず。
20分以上はおかないと旨みができらないので、
何となれば朝出勤してすぐに仕込んでおけば最高です。
おすすめ具材は、切り昆布(特に柔らかいスキ昆布はおすすめ)や塩昆布、
スライス干し椎茸や他キノコ類の乾物、
サキイカ、桜海老や小エビ類、じゃこ、鰹削り節、煎り大豆、
切干し大根、ごぼうや人参などの
野菜の乾物などなど、、、、。
海のものと里のものを組み合わせると、
より美味しくできます。

お湯を注ぐだけのお吸い物
おぼろ昆布とじゃこにお湯を注いで醤油で味付け
というのは、昔から家庭で作られてきた即席お吸い物。
これならお湯を注ぐだけで、待ち時間、ほぼゼロです。
乾燥青ネギ、乾燥ゆずの皮(前にブログでご紹介しています)、
庄内麩の切り麩や、小町麩、
ちょっと贅沢に金沢あたりの手毬麩などの細工麩を加えたら、
お客様料理にすらなりそうです。
こうした乾物の使い方を普段から実践していると、
もしもの時にもきっと役立つ知恵になるはずです。
ラクして、美味しく、栄養アップ。
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〜もしもの時にも慌てないレシピ〜
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〜もしもの時にも慌てないレシピ〜(仮題)
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