少し前のことですが、表参道の新潟館ネスパスで、
新潟県柏崎市の乾物店、今井商店さんが販売していた
佐渡産の「あらめ」を購入しました。
一般には三重県産が多いようです。
関東では「あらめ」はあまり知られておらず、
私も、名前は知っているけれど、
食べたことあるかな、、、程度。
少なくとも自分で戻して料理するのは
今回が初めてです。
昆布の仲間とのことですが、
昆布よりはずっと薄く、わかめに近い厚さ。
表面がザラザラして荒いために「あらめ」と呼ばれると言われます。

何分戻すと良いかわからないので、1時間戻してみました
干した海藻の例にもれず、戻すと4〜6倍になるというので、
15g戻してみました(上記写真の量で50g)。
水で戻すこと1時間ほど。
(30分戻してみようかなと思っていたのですが、
他のことをしていて気づいたら1時間経っていたというのが本当のところ)
今井商店さんのページには、
何分戻すのがいいかを実験している様子もありました。
何分戻しだと食感はこんな感じと感想も。
参考になります。
乾物のレシピって「**を戻して」で終わりという、
親切とは言えないものも多いんですよね。
何分戻すの???
戻し過ぎたらいけないの???
ここで乾物を使うのを躊躇してしまう人もいますよね。
「戻したあと、洗うと真っ黒になるので(これはアクだそうです)、
何度か水を変えてすすぐように」とのことでしたが、
それほど黒くもなく、二度水を変えたら問題なしでした。
10回くらいは水を変えて洗う
灰干しワカメを連想していたので、
それほどと思わなかったのかもしれません。

煮付けもいいけど、酢醤油炒めもマル
戻したあらめの水気を絞り、
油でさっと炒め始めたら、ひらめいてしまいました!
「あらめの、この香りなら、豚肉と一緒に炒めて酢醤油かな」
ひじきのような味付けで煮ようと思っていたのに(コレが一般的な食べ方)
急遽変更。
豚細切れ肉を追加して炒め、
酢醤油で調味。
ごはんに合う味になりました。
生姜を効かせたらもっとイケたかも、、。
最後にミツバを混ぜても美味しいかも、、、。
表面のざらりとした食感と、確かな歯ごたえが、
ひじきの柔らかさとは違って、ちょっとクセになりそうです。
見つけたらぜひ試してみてくださいね!

ネバネバ系の若あらめも気になります
ところで。
あらめの若芽を干した「若あらめ」が、
千葉県木更津の道の駅で手頃な値段で売られていたので、
こちらも買い求めてみました。
若あらめの食べ方はネバネバ系らしい、、、。
近日中に、こちらもご紹介しますね。
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3月9日(土)11:00〜13:00
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