昨日のブログで、
水を一滴も捨てないで作れるパスタの話を近日中に、と書いたら、
「楽しみにしています」とのお言葉をいただいたので、
出し惜しみせずに(笑)、早速書くことにします。
以前、作り方のデモをしたら、それを見ていた20代の男性が、
「これなら朝からパスタ作る気になります」
と言っていました。
さて、その作り方とは、、。

乾物パスタとは?
DRYandPEACEのレシピの中でも、
かなり早い時期に考案したもので、
「パスタも乾物」という考え方から始まりました。
実は、世田谷の老舗乾物店あだち商店さんにお願いして、
パスタキットを作って販売していただいています。
パスタと乾物類を一緒に鍋に入れて、
ひたひたの水またはお湯を加えます。
沸騰したら、パスタの茹で時間程度火を通し、
(蓋をしておく方が全体に蒸気が回って良いです)
塩胡椒で調味します。
鍋の中で乾物は戻り、
その戻し汁をパスタが吸い込みながら茹で上がっていきます。
なので、旨みたっぷり。
カレー粉をふりかけるとか
水の一部をトマトジュースやトマト缶に変える
ケチャップで調味する
醤油味
など、その辺りは臨機応変にどうぞ
という感じのアバウトなもの。
水分が多く残っていれば、スープパスタとして食べてもよし。
少なくしたければ強火にして飛ばしてください。
おさえておきたいポイント
アバウト、とはいうものの、
おさえておきたいポイントはあります。
-
パスタはショートパスタを使いましょう
スパゲッティなどでも作ることはできますが、
つい「アルデンテ」とかを気にしてしまいがち。
この方法だと、ちょっと柔らかめの出来上がりになるので、
そういった感覚の先入観にとらわれずに済む
ショートパスタで試してみてください。
(特にオススメはフジッリ)
-
乾物は戻りやすいものを使いましょう
例えば干し椎茸はぜひ加えて欲しいですが、
丸のままだとパスタがゆであがるタイミングで戻り切らないため、
スライスを使うのがオススメです。
丸いままの豆などは不可です。
-
乾物は海のものと里のものとを組み合わせるとより美味に
おすすめ具材は、切り昆布や塩昆布、干し椎茸や他キノコ類の乾物、
サキイカ、桜海老や小エビ類、じゃこ、ドライトマト、
打ち豆(打って潰して火が通りやすくしたもの)、
花切り大根(切干しでも)、ごぼうや人参などの
野菜の乾物などなど、、、、。
実はサキイカは、いい仕事をしてくれて大プッシュ!
いいダシになるだけでなく、「イカ〜」と言う感じに戻ってくれるので、
具材としても楽しめます。
乾物パスタ、一度作り方を覚えておくとおトクなこといくつか
まずは、軽いです!
下の写真をご覧ください。
なので、山歩きされる方にもぴったり。
常温で長持ちするので、
もしも、の時にもぴったり。
軽いから持ち出し袋にだって入れられます。
使う水分も最低限。


洗い物が少ないです
普通パスタを作る時には、パスタを別茹でして、
そのあと、ソースを(作って)絡めるなり、炒めるなりすると思います。
この方法なら鍋一つ。
さらに、
非常時には、上の写真の袋の中に水を入れて口を閉めてから
鍋に入れて調理すれば鍋を汚さずに調理することもできちゃいます。
乾物パスタ、いろいろ調理例
調理例の写真を下に載せておきました。
ベーコンやソーセージ、ハムなどを加えれば、
肉類の旨みも加わり、ボリュームもアップ。
(一手間かけるなら、先にこれらを炒めて、
そこに乾物&パスタ&水分を入れて作ればさらに美味)
ぜひ試してみてくださいね。




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