干し菊、ご存知ですか?
秋になると店に並ぶ食用菊。
これをさっと蒸してから、ザルなどに広げて乾燥させたもの。
一般には黄色いものが売られていることが多いです。
のりのように平らにのして干されていることから、
「菊のり」とか「のし菊」とか呼ばれます。

ざっと熱湯をかけて使うといいと言われますが、
私はあまり気にせず、
水気のある料理ならそのまま加えてしまいます。
上のほうれん草のお浸しにも、
醤油と昆布ダシと柚子の絞り汁で味付けする時に一緒に加えて混ぜて盛り付け。
これだけで、料理に彩りが加わって、
ちょっと手をかけたように見えるから不思議です。

生の菊の花のような香りは、残念ながらないので、
あくまでも彩り。
お吸い物に散らすだけでもキレイです。
ちょっとお高いのですが、使う量は多くないので、長持ちします。
そして、何より、散らすだけの手軽さで、
料理が美味しく見えるのは嬉しい。
利用例の写真をあげておきますね。
ぜひ手元に置いてみてください。



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