車麩、お麩の中でも見た目が独特なので、ご存知の方も多いと思います。
また、食べ応え、食感の満足度も高く、「すき焼きに入れる」とか、
ちょっと上級者だと「フレンチトーストを作ります」と言った声も聞かれます。
でも、その車麩にも種類があり、
実はまったく違うお麩の話をしているのかもしれないのです。

車麩には、2、3、4がある
車麩は、丁寧に洗い、揉むことで、小麦粉から炭水化物を抜き、
残った生地(基本、植物性たんぱく質)を
引き伸ばしながら軸に巻いて焼き、作られます。
引き伸ばしながら、というところが違いますが、
バウムクーヘンを作ることを想像していただければ近いです。
軸を巻いたあと、もう一回生地を巻くのが2回巻。
3回巻、4回巻が、おそらく(関東在住の)一般の人がイメージする「車麩」。
主に新潟で作られています。
食感もしっかりして食べ応え満点。
(これらの車麩の魅力については別稿に譲るとします)
2回巻は、ふわっとした感じで、上記二種とは全く別物。
主な産地は沖縄。そして山形。
最近見つけたものは千葉で生産されていました。


2回巻の車麩の魅力とは?
2回巻の車麩は、
下の写真のように厚切りにして売られているものが多いように思います。
30分程度は水に浸して、
芯までしっかり柔らかく戻すのがポイント。
水気を絞ってから適当な大きさ(大きめが美味しい)にちぎって使います。
沖縄では麩チャンプルーが有名ですが、
お味噌汁の具にするだけでも、とろ〜りとした食感がとても美味。
この食感は、3回巻、4回巻にはない魅力です。
2回巻の車麩、見つけたらぜひ試してみていただきたいです、お味噌汁!


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<乾物×防災>
1月25日(金) 11:00〜13:00
乾物で、防災食もこんなに変わる!
〜もしもの時にも慌てないレシピ〜
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参加費 5、000円(税込)
講師 DRYandPEACE(詳細はこちらから)
3月9日(土)11:00〜13:00
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〜もしもの時にも慌てないレシピ〜(仮題)
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参加費 4、000円(税込)
講師 DRYandPEACE
(詳細ページこれから作ります)
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