一年のうち、たった2日しか採れないひじきがあるのを
ご存知ですか?
大分県の姫島という島で採れる、その名も「幻の2日ひじき」。
昨年、農水省主催の「フード・アクション・ニッポン・アワード」で
世界に通用する10産品の一つに選ばれたことで知りました。

12月の大潮の日の干潮時に収穫
ひじきの収穫時期は、普通早くても1〜2月。通常は3月ごろ。
「幻の2日ひじき」は、それより早い12月、新芽の時期に採取します。
大潮の日の干潮時、夜中の数時間の間に収穫。
これを伝統の鉄の大釜と薪で炊き上げてから天日干しにしています。


シャキシャキした食感。煮るのがもったいない感じです
水に漬けて30分ほど。流水で洗ったら戻し完了。
口に入れてみると、シャキシャキした食感で、
これを煮てしまうのはもったいない。
サラダや酢の物に加えるのがお勧めです。
たまに「これは絶品!という乾物を紹介して」といわれるのですが、
火を通さずに食べるひじきの絶品と言っていいかもしれません。
希少品なので、お値段も相当にしますが(笑)。
試してみたい方はぜひ。
今月の姫島の大潮は明日から3日間。
この寒い中、海に出てひじきの採取が行われるのだと思うと、
大事に食べなければと、改めて感じます。
そう、乾物にも、しっかり季節があるのです。
一番美味しい時に採って、一年間食べ続けていくための智恵なのです。

*これより下の写真は姫ひじきを使っていません。あしからず。


*このブルスケッタのレシピは、
「KANBUTSU〜DRYでPEACEな革命〜」に掲載されています。
近日予定の講座、イベント
<乾物×防災>
1月25日(金) 11:00〜13:00
乾物で、防災食もこんなに変わる!
〜もしもの時にも慌てないレシピ〜
新宿区落合
参加費 5、000円(税込)
講師 DRYandPEACE(詳細はこちらから)
3月9日(土)11:00〜13:00
乾物で、防災食もこんなに変わる!
〜もしもの時にも慌てないレシピ〜(仮題)
八王子 埼玉屋本店
参加費 4、000円(税込)
講師 DRYandPEACE
(詳細ページこれから作ります)
チームDRYandPEACEの講座・イベント
<自家製乾物作り講座>
12月15日(土) 10:30〜12:30
自家製乾物作り講座
〜発酵食も取り入れたランチパーティー付き〜
世田谷区祖師ヶ谷大蔵
参加費 5、000円(税別)
講師 森真弓(詳細はこちらから)
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