日本一グロテスクな乾物??

先日、スウェーデンで「世界一食指が動かない博物館」が話題になっているようです。
その名もDisgusting Food Museum

 

世界から集めた80点の食品を集め、入館者は匂いをかいだり触ったり、そして試食もできるのだそうです。
例えばウジが味をまろやかにするというシチリアのチーズ、孵化途中のヒナが入っている卵、うさぎの頭料理などなど。

この展示品の中には残念ながら(笑)含まれていませんが、日本の乾物でも、見た目でだったら、ここに展示される資格がありそうな食材がこちら。

「からかい」=干しカスベ
「からかい」=干しカスベ

その見た目に驚いた日本の乾物

カスベ(エイ)を干したもの。
比べるものがないのでわからないかもしれませんが、上の写真の乾物は長さ1mを超えるのだそうです!

新潟や山形の特に山間部ではおなじみの食材とのことですが、丸のままのコレを見たことがある人はそう多くはないかもしれません。


柏崎市の乾物店、今井商店の若林菜穂子さんに写真を送っていただきました。
今は、普通は切った形で売られていることが多いようです。

戻すのに時間がかかるので行事食、おもてなし料理に

この「からかい」料理、山形西置賜郡西川町の大井沢地区にある民宿孝庵で二度いただく機会がありました。

 

孝庵の女将・小山裕子さんによると、戻すのに3〜4日必要と手がかかり、魚がないこの地域ではご馳走とされてきたと言います。お客様料理に、また行事料理に食べられてきたそうです。

切った「からかい」をもどして昆布と煮たもの
切った「からかい」をもどして昆布と煮たもの

「今は、からかいを作るお宅も減ってしまったのよね。値段も高くなってしまったし、何より手がかかるから」と裕子さん。


ちょうど去年の今頃、20名を超えるみんなと山形に乾物を巡る旅に出かけて一緒にいただいたのでした。

からかいの煮物。

決して派手な料理ではありませんが、こういう行事食、引き継いでいきたい文化と思うのです。

近日予定の講座、イベント

<自家製乾物作り講座>

11月23日(金・祝) 11:00~ 豊島区大塚にて 三浦好美講師
1125日(日)    11:00~ 江東区豊洲にて むらせくみこ講師(残席僅少)


これらの講座に参加すると講師養成講座への参加資格ができます。
次回の講師養成講座は、11月14日(水)、29日(木)いずれも11:00〜(会場 大田区北千束)に予定されています。


その後の開催予定については、こちらのカレンダーをご覧ください。

一日乾物大学in横浜市都筑区
11月10日(土) 11:00~16:00(入退場自由)
7名の講師による6種の講座!
「学食」だけのご利用も大歓迎です!
自家製乾物作りミニ講座と乾物防災食入門の時間が決まりました。
こちらをご覧ください。


<岐阜県大垣市 だし乾物講座>

1110日(土)10:30~12:45 成田奈苗講師(詳細、お申込はこちらから)