先日、樹のソムリエで自家製乾物作り講座を受講してくれたMさんから、干した野菜の写真が届きました。
お子さんが発熱し、「具合が悪くなりそう〜と思ったので、使おうと思っていたナスを干しました。無駄にしないで済みました。」
す、すごい!
寝込む前に干しちゃったんだそうです。
こんな野菜を干してみたそうです
茄子は、
酢水あるいは食塩水につけてから干すと色が綺麗に仕上がり、保存期間が長くなっても色が変わりません。お味噌汁やトマトベースのシチューやパスタソースなどに使うのがオススメです。戻さなくても大丈夫。
ビーツも
干してみたそうです。色が鮮やか。千切りと輪切りにしてみたそうです。どんなお料理になるのでしょう?スープに入れると甘みが加わり(砂糖の原料ですものね)、また赤い色が溶け出して綺麗なんです(下の写真参照)。ビーツの量を少なくすれば淡いピンク色に。
長ネギとしめじ。
そのままお味噌汁の具や鍋、うどんのかけつゆに入れてもいいですね。
人参は
輪切りにして干すと、ピラピラしてきます。戻るとまた普通に戻るのですが。
皮が残っていたところはちょっと黒くなってしまうので、気になる方は皮を剥いてください。シチューやカレー、汁物、煮物には戻さずに加えて問題なし。5分ほども水につけておけば、炒め物に加えても。

寝込んでいた間に野菜がいい感じに乾いてきました!
家の中でも干すことができますが、ちょうどお天気がよかったので、朝に外に出して夜に家の中に入れるのを家族にたのんだら、
「寝込んでいた間に野菜がいい感じに乾いてきました。」
というご報告をいただきましたよ〜。
そうなんです。時間はかかっても(天候にもよりますが5〜7日ほど干すと半年保存できるくらいに干し上がります)手間はかからないんですよね。
さて、こうやって干した野菜たち、回復したMさんはどんな風に使うのか。
楽しみです!
「年末は野菜が高くなるし、あまりそうなものはこまめに乾かしておこうと思います。 忙しい時にすぐ使えるし、もちろん非常食にもなるし。」
こんな報告をいただくと、とっても嬉しくなります。
自家製乾物作りを普段の暮らしに自然に取り入れてくれる人を増やしていきたいです。
近日予定の講座のご案内
<自家製乾物作り講座>
10月31日(水) 11:00~ 江東区豊洲にて むらせくみこ講師
11月3日(土) 10:30~ 世田谷区祖師ヶ谷大蔵にて 森真弓講師
これらの講座に参加すると、11月14日(水)、29日(木)いずれも11:00〜(会場 大田区北千束)に予定されている講師養成講座への参加資格ができます。
その後の開催予定については、こちらのカレンダーをご覧ください。
<一日乾物大学in横浜市都筑区>
11月10日(土) 11:00~16:00(入退場自由)
7名の講師による6種の講座!
「学食」だけのご利用も大歓迎です!
防災×乾物の講座は、以下の二回。参加費300円です。
ご予約ください。
13:10~13:30
15:00~15:20
<岐阜県大垣市 だし乾物講座>
11月10日(土)10:30~12:45 成田奈苗講師(詳細、お申込はこちらから)
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