干しレンコン、普通には売っていませんが、あまりそうだなと思ったらさっさと乾物にしちゃうが正解です。
皮をむいて薄切りにしたら、酢水に数分さらしてから水気を拭きます。これで準備完了。
(普段食べるときには皮をむきませんが、乾物にするときに皮を残すとちょっと黒くなりがちなのでむいています)

ザルの上などに広げて4〜5日も干せば、今の時期ならカラカラに乾きます。
で、このカタチ、可愛いでしょ!
密封せずに、紙袋や紙箱、木製の箱など通気性のあるものに入れて保存すれば半年ほどはもちます。
自家製乾物は密封してしまうと、水分量の偏りなどからカビやすくなってしまうのです。
参照:冷蔵庫に入れる前に、干してみませんか?
干したレンコンはどう使うのか?
レンコンはカラダを温めてくれる素材。これからの季節にピッタリです。
中国ではレンコンの粉末を売っているほど。最近は花粉症に良いと言って日本でも売られています。中国では片栗粉のように料理にとろみをつけるのにも使ったり、お湯で溶いて甘みをつけて葛湯のように食べたりもするようです。
さて、干したレンコン。
生姜をたっぷり入れて煮込む鶏肉(できれば骨つきで)とレンコンのシンプルスープはオススメ。韓国風の辛いスープなどにもレンコン入れて。もちろんトマト味のシチューやカレーに入れても。そのまま入れてコトコト柔らかくなるまで煮ればOKです。
先日仕事の合間の賄いで作ったのは下の写真のようなパスタ。
ベーコンをじっくり炒めて脂を出したら、他のあれこれ食材と一緒に炒めてパスタとヒタヒタの湯を加え、パスタが柔らかくなるまで茹でたら水気を飛ばして塩胡椒。
こんな料理にもレンコンの歯ごたえがアクセントになって一緒に食べた人たちに好評でした。

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