ある方が、広島の「やきごめ」についてFacebookに投稿していらしたのを受けて、「干し飯(ほしいい)」について少し。


はじめて出会ったのは3年ほど前。
「干し飯」は伊勢物語にも登場しています。
また、その保存期間が20年ほどであることから伊勢神宮の式年遷宮が20年ごとになったという説もあると言われる伝統的な保存食、旅の携行食でありながら、現在では知る人の方が少ない乾物でもあります。
初めて会ったのは広島のもの、その後、九州のものを目にしたことがあります。西のもの、という感触をもっています。
インド、ミャンマー、ベトナムなどでは潰してからフレークにしたチウラが

保存食、携行食としての乾物を見直したい
実は、ほぼ同じようなものが、ベトナムやミャンマー、インドなどにもあります。
おそらくインドでの呼び方かと思うのですが、チウラといい、そのままおかずとともに食べたり、スパイスを加えて簡単にお粥にして食べたりしているようです。
こうした保存食、携行食としての乾物、忘れられてしまうのはほんとうにもったいないことと思います。おいしい食べ方を考えていくことで、これからも上手につきあっていきたいと思うのです。
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