角寒天、あるいは、棒寒天。
以前、ある女子大生から、角寒天を見て「これ何ですか?」と尋ねられたことがあります。そのくらい、今は家庭で角寒天を使わなくなってきているのでしょうか。

角寒天は、テングサとオゴノリを原料とする長野県諏訪地方の特産品です。
天然の角寒天は、高野豆腐と同様、夜に凍り、昼に溶ける、それを繰り返すことで乾物とするため、12月中旬から2月中旬までの短い間しか作ることができません。それにあった気候の地域でしか作ることができない貴重な食材でもあります。

角寒天もまた、使う人が減少していると聞き、今までにない、気軽で美しく、おいしい使い方を提案できないか、角寒天ならではの常温でしっかり固める力を利用しつつ、ふだんの食卓に抱負な食物繊維と寒天がもつさまざまな成分をカラダにとりいれられたら、、、と考えています。
というわけで、これからしばらく角寒天の料理試作楽しみます。

コメントをお書きください