
この夏、沖縄に出かけてきました。
沖縄の乾物事情はいかに?
ソーキそばや炒めものなどをはじめ、沖縄料理にかかせないのは昆布や鰹節。これらは、あちこちで目にしましたが、乾物屋では鰹節がむき出しのままごろごろと山積みにされて売られていました。今や、鰹節を使うたびに削るという家は少なくなり、袋入りの削りかつおを買うのがあたりまえになってしまいましたが、沖縄では、鰹節をひいて使っている家庭がまだまだ多いのでしょうか。
チャンプルにも使われる麩は、くるま麩や圧縮麩という1センチ厚くらいの板状になったものがビッグサイズの袋で売られていました。
ここまでは、なんとなくは想像がつくところですが、ドライブしながら通りかかった直売所の片隅で、麩の隣にならんでいた摩訶不思議な乾物を発見しました。
商品名は「サバのそうじり」。
サバといっても、鯖ではなく、サメと袋には書いてある。そうじりについてはわかりませんが、とにかく、袋に入っているのは塩漬けされたサメらしい。
サメの塩漬けは、アイスランドでも食べられているようですが、ちょっと調べて、また報告しますね。

沖縄の乾物ではありませんが、沖縄の食卓に欠かせない調味料のコーレグース。泡盛に島唐辛子を漬けこんむだけでいいらしいので、帰ってから作ってみました。
とはいっても、島唐辛子ではなく、家にあった乾燥唐辛子を使ったなんちゃって版。
少し残っていた泡盛とともに小瓶にいれておいたら、数日でうっすら色づき、辛い液体調味料ができあがりました。焼きそばや炒めもの、ちょっと辛みがほしいときにとても便利です。油分もないし酢でもないので、いろいろな料理に使いやすい。おススメです。
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Passion and Will 日谷 潔 (月曜日, 26 9月 2011 14:33)
「サメのそうじり」は・・・私は知りませんでした。またまた新しい情報をいただき、ありがとうございます。
それにしても・・・「サメ」が「サバ」だなんて、「サバをよんでいるのでしょうか!?」
地方によっていろいろな呼び名や産物があるのは楽しいですね。好奇心をくすぐります。
私の故郷、尾道から中国山地に入った地方には「サメ料理」があります。アンモニアを含み、長持ちするために貴重な「サメの刺し身」が食卓に並ぶこともあります。大人から子供まで「ジョーズ」に「サメ料理」