■ 豆 の D R Y 小豆(あずき)

●あずきとは?
ささげ属の豆で、主な生産地は北海道です。
あずきの中でも、大粒で煮崩れしにくいものは「大納言」と呼ばれています。
ほとんどが、あんこをはじめとした菓子の原料として使われています。
赤いあずきの他、希少な白小豆があります。
こちらは、高級な白あんの材料となっています。
●戻し方、使い方
あずきは、戻さずにすぐに煮ることができます。
さっと洗ってから、たっぷりの水とともに火にかけ、沸騰したら、その水を捨てます。(ゆでこぼし)
新しい水を入れて火にかけ、沸騰したら中火~弱火で豆が柔らかくなるまで煮ます。
豆が新しいかどうかにもよりますが、40分から1時間くらいで柔らかくなります。
あずきは、煮ているうちに破れやすいため、関東では赤飯を作る際には、あずきではなくササゲを使います。
これは、腹が切れることが「切腹」を連想させ、武家社会から嫌われたからとされています。
大粒の大納言は、赤飯にも用いられます。
●あずきを使った料理

